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イトサンでは糸の太さを全て「デニール」という単位で表しています。

糸の太さの表示で、Dやd、drなどという表示を見かけたことはありませんか?
これらが全て糸の太さを表しています。
わたくしどもの製品の規格『200d/92本×37.5mm目』を例にとってお話いたします。

この場合の「d」とは、「デニール」の略の意味で、デニールとは糸の太さの単位のことです。
1デニールは、1グラム分の原料を9000メートルに伸ばしたときの糸の太さのことです。
つまり200デニールとは、200グラムの原料を9000メートル伸ばしたときの糸の太さの意味になります。

そして、ネットに使用する糸は、この200デニールの糸を何本かに縒り、1本の糸にしています。
つまり、92本とは、200デニールの原糸を92本縒りあわせてできた糸の太さのこと、
そして、その糸を使用して作った、一辺が37.5mm角の網目のネットのことを
『200d/92本×37.5mm目』といいます。
つまりデニールの数字が大きければ大きいほど原糸の太さは太くなります。
そして、ネットの糸の太さは、デニール数と本数によって決まっているのです。
ちなみに50デニールは髪の毛ほどの太さと考えてください。
そして、200デニール92本は線径2mmほどの太さになります。

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